黄金色に輝いて、、、
ある日の午後、オオカミさんと赤ずきんちゃんは『あー』を連れて、『みー』と『ひー』を幼稚園にお迎えに行きました
お迎えに行く途中、赤ずきんちゃんが
「干し芋が食べたい。」
と言い出しました
赤ずきんちゃんは、お芋が大好きなのです
そして、こぶた達もお芋が大好き
幼稚園に着いて、『みー』と『ひー』を乗せた後、干し芋を売っている果物屋さんに行くことにしました
果物屋さんの近くに来ると、『みー』が
「お芋買って～！」
と言い出しました
『みー』もこのお店にお芋が売っていることを知っているのです
オオカミさんは、『みー』と一緒に果物屋さんに入って行きました
ところが、お店の商品棚はとてもガラガラ、、、、
干し芋がありません、、、
どうやら売り切れてしまったようです、、、
オオカミさんは、
（どうしよう、、、、）
と困ってしまいます
隣では『みー』が
「パパ、早く買ってぇ～。」
と言っているし、赤ずきんちゃん達も楽しみにしているだろうと思ったので、何も持たずにエクシーガ君に戻ると、みんな悲しむだろうと思ったのです
オオカミさんが、干し芋の代わりになるものかないか一生懸命探していると、ガラスケースの中に、焼き芋が２個残っているのを見つけました
オオカミさんは、これを買おう思いました
１個350円です
（高っ！！マジか、、、。）
そう思いながらも、みんなが食べるのなら１個は少ないだろうと思い、思い切って２個買いました。
エクシーガ君に戻った２人は、赤ずきんちゃんに、干し芋は売りきれだったことや代わりに焼き芋を買ってきたことを伝えました
すると、少し残念そうな顔をした赤ずきんちゃんでしたが、焼き芋が２個入っているのを見て、
「見て～、パパが焼き芋２個買ってくれてるよ、やったね、ありがとう。」
と嬉しそうに言っていました。
こぶた達も、とりあえずはじゃいでいました
オオカミさんも一安心です
さあ、お家に帰っておやつの時間です
そう、焼き芋です
売れ残っていた２個の焼き芋
割ってみると、、、
とっても綺麗な黄金色です
残り物には福がありました
こぶた達と赤ずきんちゃんは、とても美味しそうに食べ、みんなとっても笑顔
その笑顔を見て、オオカミさんも笑顔
おやつを食べた後は、みんなそれぞれお遊びの時間
『みー』と『ひー』は２人で仲良くブロックを使い、アンパンマンごっこ
最近『みー』と『ひー』がとても仲良く遊ぶので、オオカミさんも嬉しくなります
そして、『あー』はオオカミさんの背中で、お昼寝タイム、、、
ブロックの後は、ヒーローごっこやゲーム、、、『あー』が起きて喧嘩勃発、、、いつも通りのこぶたの家、、、
ゲームの途中、『みー』がオオカミさんに
「パパ、電池がなくなったよ？」
と持ってきたので、オオカミさんが電池を替えると
「僕がする！」
と言って、上手にネジを回していました
オオカミさんは、少しずつ色んなことができるようになるこぶた達を見ると、
嬉しい気持ちと寂しい気持ち
が出てきます、、、
今までも、こぶた達は、すぐに何でも
「僕もやる！」
と言っていましたが、どれも結局できないことばかり、、、
「パパ、やって。」
と投げ出すことばかりでした
しかし、大きくなり、色んなことができるようになってきました
それとは逆に、色んなことが分からなくなったり、できなくなっていたり、病気になったりすることが多くなったオオカミさん
オオカミさんとは違い、こぶた達のこれからは、今日の焼き芋のように黄金色に輝いているな～と感じるオオカミさんのなのでした、、、、
おしまい！またね
崖っぷちのオオカミさん
ある朝、こぶた達は珍しく仲良くご飯を食べています
いつもなら、平穏な時間は5分となく、『ひー』VS『あー』のバトルが始まります
だから、いつもは中々朝ごはんが終わりません
そして、『みー』と『ひー』は幼稚園に遅れます
でも、今日は仲良く食べているので、ご飯もどんどん進んでいます
これなら幼稚園に間に合いそうだとオオカミさんも赤ずきんちゃんもホッとしていました
ご飯の後は歯磨きです
しかし、最近歯磨きも時間が掛かります、、、
歯磨きアプリでゲームをするように歯磨きをしているからです
だんだん幼稚園の時間が迫ってきます、、、
歯磨きが終わったらお着替えです
『ひー』は素直に着替えます
しかし『みー』が、
「パパ、幼稚園お休み？ねぇ、お休み？」
と言い出しました
オオカミさんは、
（ああ、今日も間に合わないな、、、）
と思いました
オオカミさんは何度も『みー』に
「パパは今日病院だから、幼稚園行ってね。」
と話します
でも『みー』は中々納得しません
『みー』はオオカミさんのお仕事がお休みの日は、必ず駄々をこねます
そこでオオカミさんは、
「分かったから、行くか行かないかは後で考えよう、とりあえずお着替えしよ。」
と、『とりあえず詐欺』を敢行しました
『みー』は、ムスっとした顔で怒りながらお着替えをしました
もう幼稚園の時間には間に合いません
赤ずきんちゃんが幼稚園に連絡すると、『ひー』のお友達は公園に行ってしまうようで、『ひー』は公園まで連れて行かなければならなくなりました
さあ、幼稚園へ出発です
オオカミさんの『とりあえず詐欺』にひっかかった『みー』は着替えが終わると幼稚園に行く気になっていました
オオカミさんは、まず『みー』だけを幼稚園に連れて行きました
そして、『ひー』をお友達や先生がいる公園まで連れて行きました
公園の前に着くと、車の中から先生を見つけた『ひー』が
「しぇんせ〜！しぇんせ〜！お〜い！」
と、とても元気な声を出しました
オオカミさんは、『ひー』が必死になって先生を呼ぶことにとても驚きました
（ホント、家より幼稚園が好きな奴やな〜）
と思いました
『ひー』を公園に連れて行った後、オオカミさんはお医者さんに向かいました
左耳を診てもらうためです
オオカミさんのまだ左耳は良くなっていません
今日で、3回目のお医者さんです
お医者さんに着いて検査をしてもらったのですが、オオカミさんは検査中とても怖くなりました
今までより検査の音が聞こえにくくなっていたからです
オオカミさんの予想通り、左耳は治るどころか、悪くなっていたのです
今日からお薬が増えることになり、それでも治らないなら、頭の検査をしなければならないと言われました
オオカミさんは、少し怖くなりました
今も左耳は聞こえが悪く、音が割れたり、頭に響いたり、目眩がしているのに、これが治らなかったら、、、
しかもオオカミさんは、音楽が好きで、こぶた達が大きくなったら、一緒にみんなで楽器を演奏する夢を持っていました
お医者さんからは、疲れてないか、ストレスはないか、眠れているかと聞かれました
オオカミさんは、思い当たる節はありませんでした
そこでオオカミさんは考えました
（お酒を飲むとよく眠れてないという話を聞くけど、お酒辞めたら良くなるのかな、、、）
と、、、
オオカミさんは、お酒が大好きで、20年以上毎日お酒を飲んでいました
しかも、オオカミさんは大酒飲みです
だから、今までも何度も何度もお酒を辞めようと思って挑戦し、何度も何度も出来ませんでした
オオカミさんは、崖っぷちに立たされていました
お酒を辞めたといって左耳が治るかは分かりません
ただ、何かに掛けてみたかったのです
こぶた達と音楽で遊ぶためにも、左耳を治したい一心で、、、
おしまい！またね
月に吠える
このお話は、電気屋さんで福引きをしたお話の続きです
こぶた達は、電気屋さんで福引きをした後、マクドナルドでお昼寝ご飯を食べました
ハッピーセットです
『みー』と『ひー』はポテトを食べてとても満足
食べ終わるとすぐに動き回ります
でも、赤ずきんちゃんがまだ食べ終わっていません
だからオオカミさんは、こぶた達を連れて先にお店から出ることにしました
何もしないで待っているのも退屈なので、ゲームセンターに入ってみました
『みー』と『ひー』はアンパンマンの太鼓を叩いたり
電車の乗り物に乗ったり
食後のお遊びをしました
電車の乗り物が終わったころ、赤ずきんちゃんが食事を終えてやってきました
そして、再び電気屋さんへ向かいました
オオカミさんは、今日は良い日になると信じていましたので、前から買おうと思っていた
を買おうと決心したのです
iPadは『みー』が英会話のオンラインレッスンで使うために買います
今までは、iPhoneでレッスンしていたのですが、一生懸命頑張っている姿を見て、オオカミさんがもっと大きい画面でレッスンさせてあげようと思い、iPadを買うことを考えていたのです
ただ、オンラインレッスンにしか使う予定がないのに、iPadを買うのはどうかと迷っていたオオカミさんは中々買うことができませんでした
でも、今日のオオカミさんはいつもと違います！
今日は良い日になると信じており、その勢いは遠吠えが月まで届く勢いです
そして、、、
ワォォォーーーンッ！！
ドンっ！
と、お買い上げしました
全部合わせると10万円近くになりました
大丈夫、貯金しているお小遣いはまだあります、、、
オオカミさんは、自分で自分をバカな親だと思いました
でも、後悔はありません
月に吠えたのですから、、、
はい、こんにちは
おしまい！またね
今年の福男は、、、
今は日曜日の午前10時、昨日の朝からのお仕事で疲れ果てたオオカミさんが、電車に乗って帰ってきました
（日曜だから、きっとお迎えはない、、、）
オオカミさんはそう思って駅のホームを見回します
やっぱり、誰もいません、、、
オオカミさんは、駅からこぶたの家に続く一本道を歩いて帰ります
すると、
「おったー！！パパ〜！」
と叫ぶ声がオオカミさんに聞こえました
オオカミさんが顔を上げると、『みー』がずっと遠くで大きく手を振っていました
『みー』『ひー』『あー』の順番で駆け寄ってきて、オオカミさんに抱きつきました
オオカミさんも3人を抱きしめて嬉しそうです
今日はいい日になりそうな予感がしたオオカミさんでした
みんなでお家に帰った後、電気屋さんに行くことにしました
電気屋さんに行く前にオオカミさんは、エクシーガ君にあるものを取り付けました
マクドナルドのプレートです
少し前に買っていたのですが、今までは車が小さくて、これを取り付けるとこぶた達が窮屈になってしまうので、付けることができませんでした
やっと付けることができ、こぶたや赤ずきんちゃんはお喜び！
さあ！出発です！
ミニオンの前には『みー』が座りました
もちろん『みー』は、
「よし、ポテト買いに行こう！」
それを聞いた『ひー』も
「ぽてぇと、ぽてぇと」
と言い出します
「ですよねぇ～、そうなりますよね～。」
お昼ご飯はマクドナルドに決定です
お昼ご飯の前に電気屋さんに行きました
今日は福引きが出来るからです
ただ、福引券は１枚しかありません
『みー』と『ひー』のどちらにやらせてあげるか迷っていると、お店の人が、こぶた達全員に福引きをさせてくれました
優しい店員さんです
やっぱり今日はいい日だなと思ったオオカミさんでした
さあ、2022年１回目の福引大会！１等から４等まで
今年の福男は誰かな？
トップバッター『みー』
ガラガラガラ、、、、、
ガラガラ、、、、
ポン！
白！！純白です！！見事な４等！！
続いては、『ひー』です
ガラガラガラガラガラ！！
ポン！！
白！！『みー』兄ちゃんと一緒がいい『ひー』！！さすが！見事です！
さあ、最後は真打『あー』！
『あー』は今年の元旦に肺炎で入院してしまうという、とんでもない運の持ち主です
ガラガラガラガラガラ！！！
ドン！！
飛び出した！！あまりの悪運に玉も受け皿から飛び出しました！！
そう！！白！！！
、、、、、、、
『みー』と『ひー』が静かにオオカミさんを見上げています
、、、、、、、
「やったー！みんな同じやったね！４等すごい！」
「よしポテトを買いに行こう！！」
すぐさま福引きから気を逸らそうとするオオカミさんなのでした
おしまい！またね
良兄暴君『みー』
こぶたの3兄弟で1番上のお兄ちゃん『みー』4歳
とっても明るく優しい性格で、お調子者
『ひー』や『あー』が産まれた時も、赤ちゃん返りすることなく、オオカミさんや赤ずきんちゃんの言うことをよく聞いてくれました
初めての子供だったから、オオカミさんは色んな物を買ってあげました
その反面、とても厳しくもありました
今では、オオカミさんがいないときには、とても頼りになるお兄ちゃんだと、赤ずきんちゃんも感心しています
ところが、少し前から『みー』は苦しんでいました
訳の分からない事で怒り出し、物を投げつけたり、オオカミさん達に乱暴な事をするのです
ある時は、オオカミさんが『みー』が行きたいと言った公園に連れて行ったのに、着いた途端に怒り出し、涙を流し始めたのです
オオカミさんは訳がわからず、どうしたのか、と尋ねました
『みー』は、涙を浮かべたままオオカミさんを睨み、しばらく黙っていました
そして、
「靴をはいて、抱っこして！！」
と怒ってきました
全く意味が分かりません、、、
ある時は、オオカミさんと一緒に階段を機嫌良く降りていたのに、ほんの数段オオカミさんが先に降りただけで
「なんで先に降りるんだ！！」
と怒り出し、1人で遠くに行ってしまいました
オオカミさんが慌てて追いかけると
「あっちに行く！」
と駄々をこねます
その姿をオオカミさんが黙って見ていると、急に
「パパ！ロボ父ちゃんして！」
と怒りながら駆け寄ってきました
ロボ父ちゃんとは、肩車のことです
「はぁ〜、、、」
とため息をつきながら肩車をすると、今度は『みー』が
「ああ、ごめんごめん、降りる、パパしんどいよね、、、。」
と優しい言葉をかけてきたのです
オオカミさんは、大丈夫と言いながら、『みー』を肩車して歩きました
オオカミさんは、
（ホント訳が分からんな〜、どうしたらいいの、、、）
と思ってしまいました
オオカミさんは、『みー』が不安定な状態なのが心配になり、色々と調べてみました
すると、4歳くらいになると自我の芽生え等によって暴君になることもあるようです
でも、それは子供が成長している証拠だと分かりました
それを知って安心したオオカミさんは、
（この小さな頭と身体で、色々苦しんでるんだろうな〜）
と思い、『みー』が暴君となった時は、決して感情的に怒ったりせず、話を聞いたり、諭すようにしようと思いました
ちょっとした事で、よく吠えていたオオカミさん、、、
よくよく考えてみれば、こぶた達がオオカミさんにくれているものは、『喜怒哀楽』で言えば、『喜』と『楽』が多いはずで、『怒』や『哀』などは一瞬の出来事だと気づいたのです
『みー』は、頑張って成長しようとしていました
おしまい！またね
今という時を、、、
今日は暖かい日です
『みー』は幼稚園へ、『ひー』はお風邪をひいてしまってお休みしています、、、
『あー』は、いつもならお兄ちゃん達がいないから好き放題出来るのに、今日は『ひー』兄ちゃんがいるおかけで、おもちゃや赤ずきんちゃんの取り合いで、とっても不機嫌です
そこで、オオカミさんは『あー』を連れて公園へ行くことにしました
公園に着くと、『あー』と同じ年くらいのお友達がたくさんいました
公園では、いつもお兄ちゃん達と一緒だから何も怖くない『あー』ですが、今日はお兄ちゃん達がいません、、、
だから、ちょっと不安な『あー』、、、
オオカミさんの小指を握って歩きます
握った『あー』の手は、オオカミさんの小指と同じくらいの大きさです
オオカミさんは、小指を握ってヒョコヒョコ歩く『あー』をとても可愛いと思いました
それと同時に
（いつかは僕の手よりも大きな手になるんだろうな〜）
とちょっと切なくなりました、、、
2人で公園で遊んだ後は、お家に帰ってお昼ご飯です
お昼ご飯の時でも、『ひー』と『あー』が並んで食べると喧嘩ばかり、、、
2人はあまり仲が良くありません
『あー』が『ひー』に意地悪をするからです
だから『ひー』も『あー』が近付いてくるだけで、ものすごく怒って、叩いたり押したりしてしまいます
当然、『ひー』兄ちゃんの方が力が強いので、『あー』が負かされて泣いて、、、
オオカミさんも、どちらも叱る事ができず、困ってしまいます
お昼ご飯が終わって後片付けをしていると、もう『みー』を迎えに行く時間です
オオカミさんは、『みー』のお迎えに、、、
赤ずきんちゃんは、お家で『ひー』と『あー』のお昼寝に、、、
『みー』を迎えに行ったオオカミさんは、少し時間をかけてお家に帰ろうと考えました
このまま『みー』が帰ると『ひー』と『あー』が眠れないからです
そこで、『みー』とお買い物に行くことにしました
『みー』は、お店に着くと
「パパ、丸いおにぎり買って！海苔がぐるっと巻いてるやつ！」
と言ってきました
『みー』は、オオカミさんの手を取って歩きます
その手は、オオカミさんの手の平を握っていました
その時オオカミさんは、自分の手の平をしっかり握った『みー』の手を感じ、公園で自分の小指を握った『あー』を思い出しました
（ああ、この子はもうしっかりと僕の手を握れるのか、、、やっぱり、みんな大きくなっていくんだな〜）
と改めて切なくなったのです
お買い物が終わった後、『みー』はオオカミさんのお買い物に付き合ってくれたご褒美に、トーマスに乗せてもらいました
ただ、前後に動くだけのトーマスです
オオカミさんは、
『あー』が自分の小指位の手の大きさ
『みー』が自分の手をしっかりと握る事ができる手の大きさ
であることに、時間が流れていることを強く感じ
『今』という時を、いつのいつでも、大切にしないといけない
と思ったのでした、、、
おしまい！またね
僕は座っていたくないんだ！
今日、こぶた達はみんなでスーパーへ買い物に行きました
すると、こぶた達のぬりえが飾られていました
このぬりえは、スーパーから貰った絵に色を塗って渡すとお菓子をくれるというものです
何日か前に『みー』とオオカミさんはこぶた達が塗った塗り絵をスーパーに持ってきていたのです
その時にもらったお菓子は、チョコボールでした
赤ずきんちゃんが、
「みんなの絵があるよ！」
と言うと
「どこ？どこ？」
「あった〜！」
と嬉しそうに見ていました
『みー』画伯作 「グリーン、LOVE」
見事に緑だけです
『ひー』画伯作 「なんちゃってレインボー」
見事な色使いです
『あー』画伯作 「ゴーストライター」
見事なゴーストライターっぷりです
『あー』の作品は、赤ずきんちゃんと『みー』が作ったものです
飾られた絵を満足いくまで見た後は、本題のお買い物です
最近では、こぶた達を連れて買い物をするのも一苦労、、、
特に『あー』は、ベビーカーでジッとしていません
ちゃんとベルトを締めていても、上手に抜け出し、ベビーカーの上に立つのです
ベビーカーの上に立つと上機嫌になって飛んだりはしゃいだり
オオカミさんは、『あー』の身体を支えて落ちないようにしたり、再度座らせたり、、、
でも、座らせる度に怒って、また抜け出します
それを何度も繰り返している内に、オオカミさんはだんだん疲れてきました
そして、ベルトをもっと短くしようと思いました
ベルトを短くしてから『あー』にベルトを着けました
さっきよりもベルトがキツくなり動けなくなった『あー』はとても怒っていました
でも、あと少しでお買い物も終わりです
（我慢してくれ、、、）
そう思いながら、オオカミさん達が買い物を続けていると、『あー』が今まで以上に怒り始めました
オオカミさんが『あー』を見ると
「なんで？？どういうこと？？」
「そこまでして立ちたいの？？」
と、思わず笑いながらツッコんでしまう状態でした
『あー』はどうにかして抜け出そうとしたのでしょう
しかしベルトがキツかったせいかどうかは分かりませんが、失敗して前後反対になって、苦しんでいました
オオカミさんは、『あー』を助け出すと、立ち上がった『あー』を支えてお会計に向かいました
おしまい！またね
